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水草とビーシュリンプの日々徒然
2014.11.19 Wed
こんばんわ
珍しく週中更新(*´ω`*)
しかも今日は写真無しw

ちょっとおしゃれな写真ブログなのに・・・

まぁそんな訳ぜんぜん無いのでいいっか~(*´ω`*)

さて、
先日、あるお方から、RO浄水器導入について相談を受けたんです。
RO浄水器の質問は、実はちょくちょくあって、度々に返答していたんですが、
今回は長文で一気に書き上げたので、そのままお蔵入りするのもなんだか勿体なく(*´д`*)
宛主様の了解を得て、ブログに残しておこうかと思いました!

でもまぁ・・やたら長文なんで、追記としておきます。
興味のある方だけ、ご覧下さい(*´ω`*)

あ、思い付くままに書いたので、細部の間違いなどあるかもしれませんが突っ込みは受け付けませんヽ(´Д`;)
何か、決定的に間違っていましたら、容赦なく突っ込んで下さい(;´Д`)

Q1:
RO浄水器について知りうる限り述べなさい。

A1:
○○ 様
お世話になります。
確か、20年ちょっと前、ADAの登場に触発され、更なる水草の世界に引きずり込まれた口なのですが、なぜか水槽はあんな事に(笑
まず水草を自由自在に育てられる様になってから、レイアウト云々を・・・と思っていたら、水草育成だけに終始してしまいました(汗
挙句、淡水でROと言う、当時は珍しかった変態の領域にまで足を踏み込んでしまい・・
しかし、ROを使いこなせれば、あの水槽の様に、様々な水草が大磯で育成可能なんです。
あの水槽のテーマは、パールグラスと南米難種系との共栄なんですけれど(笑

さて、ご所望の、ROのお話を少し。
まずROとは、リバースオスモシス(逆浸透)の略で、メンブレンフィルタと言われる膜を通して不純物を濾し取り、限りなく純水(H2O)に近い水を作ります。
通常は、前処理として、ステージ1でコットン(セディメント)フィルタで大まかな不純物を濾し取り、ステージ2でカーボン(活性炭)フィルタで塩素などを吸着除去し(ここまでが通常良く使われる浄水器です)ステージ3でメンブレン(RO)フィルタで更に篩にかける、3ステージ構成が一般的です。
RO(メンブレン)フィルタは、ステージ1、2のフィルタと違い、水圧で膜を圧して膜を通った水だけを純水、その他不純物を多く含む水を捨て水として分けて排出しますので、フィルタを通った水がすべて純水となる訳ではありません。

以上、RO浄水器の概要を踏まえて、メリット、デメリットの観点から説明しますと、
まず、メリットは前にお話ししたように、水の自由度が広がる。これに尽きます。
徹底的に苔の発生を抑えた管理をしたいのか、南米難種系の水草を育てたいのか、はてはアピストの繁殖をしたいのか、ゴリゴリえびの作出をしたいのか(笑)自由自在です。

問題はデメリットですが、、、
まず、初期投資がそれなりに掛る事です。
ステージ3までの本体でン万円、更に、ROは膜を圧す構造上、水道の水圧がとても重要で、水圧が不足する場合、加圧ポンプで加圧する必要があります。
特に、冬場は水圧が下がるのと、メンブレンの特性上、更に精製率が悪くなり、ヘタをすると、ポタッポタッとしか純水が出ないなんて半泣きの事態になります。
それらを解決するための加圧ポンプなのですが、それまで考慮すると、更にン万の出費となります。
加圧ポンプが要るかどうかは、水道の水圧次第でもありますので、その辺の判断は測ってみないとなんとも・・となります。

次に、デメリット2(まだまだありますw
ROで精製すると、純水とその他不純物を多く含む捨て水とに分けて排出されますが、飼育水に使えない、まさに捨て水が発生する事です。
それも、純水1に対して2とか3とかの比率で、少なからず発生します。
この捨て水の比率は、水道の元水により、元水のTDS(電気伝導率(水に含まれる不純物の量の目安となります)が高いと、捨て水の割合を多くしないと、メンブレンに負担を掛け、メンブレンの寿命が早まったり、精製度が落ちたりします。
と、此処までは一般論です。
実際の私の使い方では、純水と捨て水の比率は、1:1程度で設定しています。
もちろん、、メンブレンには負担でしょうけれど、それでも5年程は正常に精製されているので、その様にしています。
もちろん、当方の使用条件(水道水、70ppm前後)と精製量(週100~200L)に寄る事ですが、捨て水が勿体なくて^^
更に、捨て水と言えども、ただの濃縮された水道水(2ステージまで通った)ですので、別容器に貯めて再利用しています。

次に3つ目(笑
3つ目のデメリットは、精製に時間が掛る事です。
膜を圧し出して染み出る水を取水する、と言う感じですので、時間が掛ります。
水圧が正常に掛っている状態での精製量は、メンブレンの種類により、よく50とか75とか100とか150とか、浄水器のモデル名に書かれていますが、
あれはメンブレンの精製量の事で、50で日産50ガロンの精製が可能と言う意味です。
私の使うメンブレンは、日産150Gのもので、日産約567L、時間あたり23.65Lの精製が可能です。
それでも、1時間に23Lしか精製出来ませんから、大量の純水が必要な場合、それなりに時間が掛り、水槽投入以前に水を作る(後述します)場合、一次的に水を貯める手段が必要になります(うちの場合はアノ樽です^^
また、その容器が小さいと、精製しているのを良く忘れて洪水が頻繁に起こります^^;
それと、その期間、水場が占領される事も問題になるかもしれません。
長時間の水場が確保出来、放置で水が作りたい、と言った手段が、この間のブログでちょっと書いていた、電磁弁やフロートスイッチ、ロープレッシャースイッチなどを追加しての自動停止装置となります。

さて、最後に4つめのデメリットですが、
RO浄水器で精製した水は、2~7ppmとほぼ純水に近いです。
この残り数ppmを精製するにはDI(イオン交換フィルタ)と言う手段があるのですが、DIに関しての考察は今回は省きます^^
と言っても、精製された、2~7ppmならほぼ純水で、もちろんこのままでは如何なる生物の生存も適いません。
そこで、自分の目指した水を作るために、各種ミネラルなどを添加して行く訳ですが、
此処が最大のキモであり、又悩ましい所でもあります。
市販の添加剤を使うのも良いですし、もっと拘って水の成分を分析して見るのも良いでしょうし、もっと簡単に、割水(2ステージまで通した浄水で割る)して、単純に薄い水道水を作るのも一つの方法です。
その内、何が良いのか悪いのか、ゴチャゴチャになり頭を悩ます事になるかもしれません。
が、それこそが最大の楽しみ(メリット)でもある事でしょうね^^

思いつく限り書いてみましたら、思わぬ長文となってしまい申し訳ありません^^;
こうやって記述して見ると、結構面倒くさい感はありますが^^;
何かの参考にでもして下さいませ。
又、分からない事がありましたら、いつでもお問い合わせ下さいませ。

PS、
先日のブログ記事にコメントさせて頂いた、イオン交換樹脂ですが、NA型とH型とがあります。
簡単に書きますと、NA型は硬度成分を吸着しますがNA(ナトリウム)を放出します。
淡水水槽にNAが増えるのは、色々と良く無い様に思います。
H型はOH型と組み合わせて、H2Oを精製するので、副産物がありません。
ただし、再生に塩酸や強アルカリが必要なので、実質使い捨てになります(ROの後処理で使うDIはこのタイプのイオン交換樹脂です)
以上、簡単にですが補足しておきます^^

でわ(*´ω`*)

Q2:
マーフィードで言うと、どれが良いのか3行で答えなさい

A2:
○○ 様
マーフィードで言いますと、エキスパート150、75、マリンZが通常のRO浄水器です。
違いは、150が日産150ガロン、75が75ガロン、マリンZは前処理の2ステージ、コットン、カーボンが一体型のカートリッジ式になり、ケースごとの使い捨てタイプとなります。
省スペースで良いのですが、その分処理量が少ないです。
実際の処理量は、そのフィルタの仕様に記載されているはずです。
フレッシュZに関しては少し特殊で、精製率が半分程度で、水道水で割り水した状態の浄水しか得られません。
それ以上は求めないと言うのなら、ありだとは思いますが・・

うちの浄水器は、メーカー名不明の安物3連浄水器(コットン、カーボン、カーボン)にマーフィードのエキスパート150キットを載せて、これもメーカーがあやしい(たぶん台湾産)ポンプで圧してます。
基本的に、どこのメーカーも、インチの工業規格で統一されていますので、工業用、人間様用、アクア用、どれも一緒です。
コットン、カーボン、メンブレンの各種フィルタも基本的に同じものですので、値段やサポート、部品の構成で選ばれると良いかと思います。
例えば、マーフィードのエキスパート150や75ですと、接続径が通常のホースサイズです。
園芸用の耐圧ホースを使えば、蛇口に接続は容易です。
マリンZなどは耐圧チューブですので、マルチコックキットなどが付属されます。
うちで使うエキスパート150の唯一の良い所は、1、2ステージとROフィルタの接続に、切り替え式のコックがついており、一次浄水(1、2ステージ通過後の水道水)とRO水とを切り替えて使用出来る点で、
飼育水作成にはRO、全入れ替え前提の立ち上げ時の初期水やスポンジフィルタの洗浄などには一次浄水、リセット時の器具洗浄には、塩素入り生水道水(笑)と使い分けられて便利です。


加筆、修正しようかと思ったけどメンドウになってメールそのまま転載ヽ(´Д`;)

誰かさんの何かの役に、ちょっとでも立てば幸い(*´ω`*)
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たー
そのヘンタイさんに触発されて、マリンZの昔版を使っていましたが、メンブレンが逝ってしまい今はADAのROキットなし浄水器です。園芸用シャワーノズルで水換え楽チン♪…それでも滅多に水換えしませんがw
水作り以外で私なりに付け加えるなら、通常のアクア器具の感覚でいくとRioさんの3連までいかなくても、2連でも、でかっ!って感じでしょうか。
それと、生体のための水作りならいいですが、ROを使ったところで、コケがなくなる訳ではなく、コケの入手経路を断つに過ぎない。
って感じですかね?

あ、手っ取り早くpHを下げるのにはいいかもー
2014.11.19 Wed 11:52 URL [ Edit ]
Rio
>たーさん

コケの侵入経路も断てますし苔の発生も抑えられますよ^^
まぁ・・使い方次第ですけどねぇ
2014.11.21 Fri 23:23 URL [ Edit ]
モグタン
ハイポでコケが無くなりますよ。

水中のカルシウムと硫酸イオンを結び付けて
硫酸カルシウムにするだけです

硫酸イオンよりカルシウムイオンの方が多い時だけ
アオミドロ発生です

逆に硫酸イオンよりカルシウムイオンが
少ないとアオコ発生です

つまりアオコとアオミドロは同時発生しません

ちなみに釣り合わせるとゾウリムシバランスになり
アオコもアオミドロもゾウリムシに食べられて
無くなりますよ
2015.05.05 Tue 02:38 URL [ Edit ]
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